輸入予約とは？
英語名：Importer’s Foreign Exchange Contract
別名：為替予約外国為替取引で輸入企業などが外貨買いの為替予約をする取引のこと
日本の輸入企業が米国から製品を輸入・購入する為にはドルを準備する必要があります。
その為には日本円をドルに交換（円を売ってドルを買う）する必要があります。
この時、ドルを支払う日はあらかじめ契約で決まっているため、
その支払い期日に応じた未来の日付でドルを買うことから、輸入予約と言われています。
なぜ輸入予約をするのか？
日本の輸入企業が、輸入に伴って1,000万米ドルの支払いが必要な場合
1ドルが120円の場合には12億円(=1,000万米ドル×120円)を用意すれば足りるが、
実際に支払いをしなければいけない時点で1ドルが130円になると13億円必要になってしまう。
円安が進行するとより多くの円を用意しなければなりません。
買うことは決まっているので、日本の企業は損をしてしまいます。
これを避ける為に支払いが生じる将来の一定の期日や期間に現時点の為替レートで手持ちの円をドルなどに交換できる取り決めをしておきます。
為替変動での損失を出さない為にできた仕組みじゃ！
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