インフレターゲットとは?
英語名:Inflation Targeting政府や中央銀行が物価上昇率(インフレ率)に一定の数値目標を定め、通貨量を調節することにより、緩やかなインフレを誘導し、安定した経済成長につなげる金融政策のこと。
※インフレとは?
物やサービスの値段が上昇している状態のこと
一般的にはインフレだと景気がいい証拠と言われている。
インフレで景気がいいとされる仕組み
1:商品の値段が上がる
2:その商品を売っている会社が儲かる
3:その会社で働く人の給料が上がる
4:その人は給料が上がったので今までより多くお金を使う
5:物やサービスがよく売れるのでさらに会社は儲かる
6:会社が儲かり、個人の給料も増え、税収も増えて国も儲かる
7:この繰り返し
世の中にお金がぐるぐる回って結果的に景気が良くなるってことね!
インフレターゲットをする理由
中央銀行が行う金融政策は一般的に物価の安定を図るために行われます。
インフレターゲットでは、どの程度の物価上昇率を目標にするか明確にすることにより、金融政策の方向性を市場に示し、物価や金利を安定させる狙いがあります。
インフレターゲットの「ターゲット」は一般的には期間内での物価目標の達成を表していますが、
アメリカでは、「ターゲット」というのではなく、「ゴール」という表現を使っています。
これは、長期的な目標を表していて、目標達成へのコミットが強くなっていると思ってください。
日銀は2013年1月、デフレからの脱却を目的に、物価安定目標を2%とするインフレターゲットを導入しました。
健全なインフレ率は人類の歴史上2~3%と言われているぞ!
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