ドルコスト平均法 〜リスクや具体例〜

ドルコスト平均法とは?

毎月決められた一定の金額を同じ投資対象に投資し続けるというもので、一般的には長期的な資産形成の方法として適していると言われており、
株式や投資信託へ投資する投資の方法として使われる手法の名前です。

簡単に言えば、毎月値が高くても安くても同じ商品を買い続ければ将来的にプラスになるというものです。
しかしこれは長期に保有しても損が出ないものへの投資に限ります。
当たり前ですが価値が下がるものを長期で保有して買い増ししていても意味がないです!

ポイントとなるのは、一定の金額というところで、定額購入にあります。
価格が高くても、安くても関係なく、「一定の金額で購入を続ける」ので価格によって購入する「数量」が調整されます。
どういうことかと言うと、高い時は少ししか買わず、安いときには大量に購入するという結果になるということです。

投資は安いときに購入して高くなったら売ると言うのが基本です。
しかしドルコスト平均法の考えでは、いつが高いのか、いつが安いのかは誰にもわからないという点に注目しています。
いつが購入するベストタイミングかは誰にもわからないので、定額購入することで自動的に調整でき、長期の資産形成に適していると考えているのです。

黒崎りな
なるほど!ドルコスト平均法についてはわかりました!
けど、これってFXの考え方には当てはめることはできるのかな?


ドルコスト平均法をFXで例えるとどうなるのか?

ドルコスト平均法は説明した通り毎月一定金額ずつ購入する方法です。
定額購入することにより1単価あたりの購入単価を平均化し、投資のリスクを分散します。
これを我らがFXに置き換えてみましょう!


例1
USD/JPY相場が1ヶ月ごとに100円、90円、80円と下がっていった場合
①最初に3ドルを購入=1ドルあたりの平均額は100円

②月々1ドルずつ購入=1ドルあたりの平均額は90円

最初にドルを購入した時からレートが下がってもそこで買い増しすることで、平均単価を下げることができます。


例2
USD/JPY相場が1ヶ月ごとに100円、110円、120円と上がっていった場合
①最初に3ドルを購入=1ドルあたりの平均額は100円

②月々1ドルずつ購入=1ドルあたりの平均額は110円

最初にドルを購入した時からレートが上がった場合は購入単価は上がってしまいます。
しかしドルの価値自体が上がっているので、購入単価は上がってしまいますが、利益は出ているので投資として成功している証拠です。

相場が例2のように上昇トレンドで右肩上がりで上がっていけば、ドルコスト平均法で購入したドルを売れば利益を出すことができます。
スワップポイントも付くので一石二鳥ですね!
スワップポイントとは?

では逆に、下降トレンドだとどうなるのか?
例1がまさにそうです。
例1で購入単価は下げることに成功していますが、価値が減っているので投資としてはマイナスです。
4ヶ月目に100円に戻れば総合でドルコスト平均法で利益を出すことができます。
しかし4ヶ月目も70円と下がってしまったら、、
損失が膨らむだけですよね?

相場が回復しない限りどんどん損失が大きくなってしまうのです。
ドルコスト平均法は月単位で行うことが多いので、月単位での相場のトレンドを見極め、上昇トレンドに乗っかることが大事です。

だからといって下降トレンドでドルコスト平均法で投資を始めてしまっても焦る事はありません。
5ヶ月目には110円に急回復することもあります。
相場の未来は誰にもわかりません。
ドルコスト平均法は長期的なスパンで取り組んでいく前提です、あまり値動きに敏感になりすぎても心をすり減らすだけになってしまいます。
相場は上下を繰り返します。
いつかは戻ると思って機械的に考えることも必要です。

購入をルール化することで、値の上下に左右される事なく投資マインドがブレない事がドルコスト平均法の最大のメリットと言えます。
人は必ず投資をする際に自分の気持ちを入れてしまいます。
安いときに買って高いときに売る方法を取っている投資方法だと、値が上がれば毎日でも価格を見たくなりますし、買い増ししたくもなります。
投資で一番ダメな事はその場の気持ちでの判断です。

いついかなる時もルールに添えるかでその後の利益が決まります。
「やっぱり買っておけばよかった」は結果論でしかないのです。
50%の確率で
「やっぱり買わなくてよかった」が潜んでいる事を忘れてはいけません!

大事なのは正しい知識をつけておくことです。
ドルコスト平均法はリスクヘッジの考え方として有名ですが、投資である限りリスクは0ではないことを理解しておきましょう。

「ドルコスト平均法を使っているから大丈夫」
「投資の勉強なんて必要ない」
などの考え方はNGです。

電撃様
下降トレンドに突入した場合などを想定し、
「この状況でドルコスト平均法を使うとどうなるか?」
という点を予め考えておくことが勝利への道じゃ!

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