経済学とFXの関係
経済学は世界のお金の動きを研究する学問です。
各国の通貨の価値はどうか、その国のどんな指標がそれを決めているのか、
どういう出来事が起こると通貨の価格はどうなるかということは全て経済学の内容です。
まさにFXは世界の通貨の価値を売買して利益を出していくので深い関係があります。
通貨価格に影響を与える世界の情勢や出来事、各国の経済指標(GDPや政策金利、消費者物価指数etc..)などは
FXではファンダメンタルズといいます。
つまり簡単に言うと経済学を学ぶとファンダメンタルでのトレードができるようになるのです。
実際にどんな経済学を学べばいいの?
マクロ経済学とミクロ経済学
経済学は大きくマクロ経済学とミクロ経済学の2つに分かれます。
マクロ経済学:国全体の経済活動を分析する分野
ミクロ経済学:経済の最小単位である家計や企業の活動を研究する分野
もしFXの為に経済学を学ぶならマクロ経済学を学ぶ方が良い!
経済学を学んでいるとFXで有利になるのはなぜか?
一言でいうと、相場の動きを予測するのに役立つからです。
マクロ経済学では為替の動きを国の経済指標と為替レート変動の関係から研究していきます。
FXはどちらに価格が動くか誰にもわからない世界です。
その中でテクニカル知識を用いてチャートを分析し利益を上げる確率を高めてトレードしていくというものです。
さらにそこから、マクロ経済学を使ってファンダメンタルズの分析を行うことで予想の精度を高めることができます。
経済学の手法は短期のトレードよりも長期トレードでより大きな効果を発揮します。
長期的な視点から、国家の経済の動向を考えるのがマクロ経済学だからです。
逆にスキャルピングのような短い期間のトレードでは、経済学的手法を取り入れる機会は少なくなります。