ストキャスティクスとは?
ストキャスティクスとは簡単に言うとチャートの過熱感を把握する為のテクニカル指標である
過熱感とは相場の「買われすぎ」「売られすぎ」の事で0~100の数値の間で表す
20以下で売られすぎ
80以上で買われすぎ
と判断するのが一般的です。
実際のチャートではこんな感じになってます。
種類には「%K(パーセントK)」「%D(パーセントD)」「%SD(パーセントSD)」があり
%Kと%D
%Dと%SDの組み合わせで使われます
それぞれを詳しく説明!
・%K
分析期間における高値から安値までの値幅の中で、現在値が安値から何%の位置にあるかを表した値
「分析期間をロウソク足何本分にするか」がパラメーターで通常は14か9か5がよく使用される・%D
%Kの動きは上下に激しく動きジグザグに推移します。
それだと見にくいのでそれを移動平均化したものが%Dです。
「過去の%Kの何個分を使って移動平均化するか」がパロメーターで主に3が使われます・%SD
%Dを分析するためにさらに移動平均化したものが%SDです。
「過去の%Dの何個分を移動平均化するのか」がパロメーターでこれも主に3が使われます
要するに%Kがストキャスティクスの元になっているということがわかるでしょう
この%Kの値を14にするのか9にするのか5にするのかはトレーダーの好みによって変わってきます
14なら波は緩やかで5ならば激しくなります。
長期でトレードしているなら14、短期でスキャルピングとかなら5に設定する人が多いです
ちなみに、
%Kと%Dを使って分析するのが「ファスト・ストキャスティクスティング」
%Dと%SDを使って分析するのが「スロー・ストキャスティクス」
と言われています。
実際に図を使って説明!
難しい話をしましたが、大事なのは3つの%K,%D,%SDの構成されている要素が理解できていれば問題ないです
図に戻って説明していきます。
ここからは実際に使われていることが多い%Dと%SDのスローストキャスティクスで説明していきます
上の80%以上が買われすぎゾーン
下の20%以下が売られすぎゾーン
です。
ストキャスティクスはレンジ(ボックス)相場専用ツールと思うべし
ストキャスティクスは主にレンジ相場の時に絶大な力を発揮します
サポートラインで反応している部分でストキャスティクスも20以下で売られ過ぎゾーンに入っていることがわかると思います
20以下で売られ過ぎているので、買いのエントリーをすると優位なポジションでエントリーすることができます
逆もしかりで80以上になったら売りのエントリーが優位になるという事です
上図を見ればちゃんと80以上の時はその後下がり、20以下の時はその後上がっているのがわかると思います。
ただしこれはレンジ相場の時のみの話で相場が上昇トレンドの時に売りのエントリーをして逆張りを狙うのはリスクが高いので止めましょう。
下降トレンドの場合も同じ事が言えます
ストキャスティクスだけで判断すると痛い目に合うので注意が必要です
ストキャスティクスはわかりやすい指標のひとつですので自分のトレードに追加してみてください
得られる情報は多いに越した事はないです
少しでも優位なポジションのエントリーでミリオネアを目指していきましょう!!