確かに逆にしても問題ないように感じるがそうもいかないのじゃよ、、
立つ視点を変える必要があるのじゃ!
通貨の読み方
りなが疑問に思ったようにFXでは決して円ドル(JPYUSD)と表記はしないです。
これは左側の通貨が右側の通貨ではいくらの価値があるかを表示したものだからです。
取引する際は左側の通貨を売り買いしていて、その相手が右側の通貨になります。
つまりUSDJPYは1ドルを何円で買うのか、売るのかを考えているということになります。
日本人は「円」中心で考えますが、FXの世界では「米ドル」を中心と考える必要があるのです!
FXの世界で値動きの基準になる米ドルが絡む通貨は「ドルストレート」と言われ、
有名な通貨には、USDJPY、USDCHF、USDCAD、EURUSD、GBPUSDなどがあります。
JPYUSDではない訳
ここで疑問に思った人もいると思います。
「EURUSDはUSDが後に来ているじゃないか!基準なら先に表記されてドルをいくらで買うか売るかを考える必要があるのではないか?」
と
全然米ドル基準じゃないじゃないか!と思うでしょうが、あくまでどこの通貨も基準は米ドルです。
理由を説明すると、
ユーロ(EUR)はUSDEURにすると0.8162など1よりも低くなってしまい計算が分かりにくいです。
JPYにして説明するとさらに分かりやすく、
JPYUSDと表記を逆にすると、0.0092など、かなり小さい表記になってとても分かりにくいです。
つまり、証券会社が取引をしやすくするために分かりやすい方を売り買いするような仕組みを取っているので
USDJPYはドルが日本円でいくらかを考え、ユーロは1ユーロあたり何ドルかを考えてるのです。
USD/JPY = 1ドルあたり何円か 例109.051254 採用!
JPY/USD = 1円あたり何ドルか 例0.00917 不採用!EUR/USD = 1ユーロあたり何ドルか 例1.22714 採用!
USD/EUR = 1ドルあたり何ユーロか 例0.814902945 不採用!分子/分母 = 1分子あたり何分母?と覚えて下さい
USD/JPY、EUR/USDの通貨順の方がパッと見たときに計算しやすいと思います!
USD/JPY、EUR/USDで考えると、アメリカが調子が悪くドルの価値が下がると、
USD/JPYのグラフは上がり、EUR/USDのグラフは下がります。
色々な通貨を見てドルの価値を判断することが大切です!
疑問に思ったんですけど、
なんで米ドルは「USDJPY」と表記して「JPYUSD」ではないの?